市場に満ち満ちた恐怖と自分の抱える恐怖の差

市場が恐怖に怯えているときに自分が平静であるというのは一種の含み益だと思う。損切による確定損失なんか大したことはない。暴落しているマーケットにはいろんなチャンスが転がっているのだから、平静でさえいれば取り戻すことができる。

5/7以降の取引

今回、5/8の寄り付きで損切りした。そのあと空売りもしたし、コスモエネルギーにも手を出した。損切によるマイナスは、コスモエネルギーの売却益で多少は取り戻した。JXTGは515円で買いなおした。以前と違って返済注文が約定するとただちに余力が回復するので損切りの直後から別の手が打てる。


損切もなにもしなかった場合と比べるとどうだろうか? 計算してみると9万円近く得をしている。とくに515円でJXTGを買いなおせたことが大きい。


反省もある。5/7の寄り付きで損切りしていれば、もっと良かった。損切りして、日経指数に連動するベアETFでも買っておけば、うんと儲かったはずだ。まあタラレバだが。

自分の過去のやり方

含み損に耐えていると株価が戻すことは多い。そういう体験を何度か繰り返すと、損切をしなくなる。むしろナンピンをするようになる。そうすれば、完全には戻らなくても収支は合うからだ。以前の私はこんなことばかりしていた。下がり続けて3000万を失ったことは以前に書いた。


含み損に耐え続けている状態は、精神的にも極めて悪い。祈ることぐらいしかできなくなる。それ以外の手を打とうとしても判断を誤る。そして、人のせいにしたり、相場のせいにしたり、トランプのせいにしたりするようになる。Youtubeの投資関連のものをみれば、そういうものが溢れている。